2022年08月17日 12:48

イデアロジーは、8月17日、物流施設オンライン検索・契約システム「ア・ソコ(a sôko)」の本格運用を開始した。

「ア・ソコ」とは、物流施設を借りたい(ユーザー)と貸したい(オーナー)をつなぐサービスプラットフォーム。日本全国の大型賃貸物流施設約1100物件超を地図上でデータベース化、ユーザー向けに独自開発したAIによる最適な物件提案、数クリックで賃料と面積だけではなく各物件の立地・建物特性、ドレージ料金目安、周辺時給相場や作業・保管効率等物流コストを比較・分析するレポートを提供。5月施行のデジタル改革関連法に対応するオンライン契約(電子署名)までのプロセスを無料でサポートする。

「ア・ソコ」では、物件検索から契約締結までのプロセスを6つの体系に整理して標準システム化した。これにより、ユーザーとオーナーが情報収集・分析、その上で双方のコミュニケーションを促し、最適な物流施設を効率的に借りる/貸すことが可能となる。イデアロジーでは、1月より「ア・ソコ」の試験的運用を開始しユーザーの物件探しから意思決定を経て契約締結までに要する作業時間・工程が、同サービスの利用により約80%削減できることが分かった。さらに、会員登録から契約締結までのプロセスはユーザーとオーナーともに無料で利用可能であることから、双方にとってメリットが大きいと判断し、今回本格運用を開始することとした。

ア・ソコ