2022年08月17日 09:58

合同出版は、8月27日、千葉県柏市のハックルベリーブックスにて、「世界の子ども権利かるた」を使ったかるた大会を実施する。
合同出版では、かるたあそびを通じて、世界の子どもたちが置かれている状況を知り、子どもの権利を学べるカード教材を制作した。日本では1994年に「子ども権利条約」が批准され、生きる権利、守られる権利、育つ権利、参加する権利の4つの柱を中心に、さまざまな取り組みがおこなわれたが、まだまだ十分に知られているとはいえない。学校でも社会でも、子どもの権利を教えることができず、権利を主張すれば「わがまま」「義務を果たしてから」と誤解され、悩みを抱える子どもが増えているのが現実だ。長年子どもの権利の啓発活動に尽力し、国際協力子どもの人権、開発教育、国際理解教育を専門とする甲斐田万智子先生が監修し、大学生や居場所づくりをおこなうNPO団体などの協力を得て完成した。
今回のかるた大会では、みんなで楽しく「世界の子ども権利かるた」で遊ぶ。その後、かるた監修の甲斐田万智子先生より、「子どもの権利って一体なあに?」や「僕たち・私たちってどんな権利を持っているの?」など、話を聞く。同イベントは、「生かそう!子どもの権利条約 出版社(有志)の会」主催の「子どもの権利条約BOOK展&フェア」の会期中に行う。「子どもの権利って一体なんだろう?」を、本やかるた教材を通じて、子どもと大人で楽しく学べる。
日時は8月27日14時~15時/16時~17時。場所は、Huckleberry Books(千葉県柏市柏3-8-3)。