2022年08月16日 09:57

ARAVは、建設機械に後付けで搭載できる遠隔自律装置の見積り注文が可能なECサイトのβ版を公開した。

ARAVは建設現場のDX・自動化を目指す東京大学発スタートアップ。同社では建設機械に後付で搭載可能な遠隔操作・自律運転装置の開発、販売を行っている。サービス開始から2年が経過し対応建機が大幅に増えてきている。今回、同社が開発する後付の遠隔自律装置を搭載可能な建機を確認・発注可能なプラットフォームを公開する。同サービスでは、建機を代表とする油圧ショベルをはじめ、キャリアダンプ、ホイールローダー、ブルドーザー、スキッドステアローダー、アーティキュレートダンプ、ダンプトラック建機を掲載。建機メーカーの機種違いを考慮すると遠隔自律装置の対応建機468種類以上を取り扱っており、今後も取扱建機を随時更新する。

同サービスでは遠隔自律装置を後付したい建機それぞれの専用ページを用意。また、建機で作業する現場と、建機を遠隔操作する運転席の距離、建機側のネットワーク環境、運転席側のネットワーク環境、遠隔操作したい可動部また計器類、運転操作の負荷を軽減する自律オプションを選択できる。さらに、遠隔自律装置が顧客の建設現場に適用可能かを事前に検証するソリューションも掲載。操作体験デモ、工程調査、ネットワーク環境調査、貸出デモを含め、様々な角度から導入を促進する。

遠隔自律装置の発注プラットフォーム