2022年08月16日 09:56

Synspectiveは、自社3機目の小型SAR衛星であり、商用初号機となる「StriX-1(ストリクス・ワン)」の打上げ日程について発表した。

「StriX-1」の打上げ予定日は9月中旬。最終的な打上げ日時は、日が近くなった段階で確定する予定。ローンチミッションページにて、最新情報を随時公開する(ローンチミッションページは後日公開予定)。打上げロケットは、Rocket Lab社「Electronロケット」。打上げ場所は、ニュージーランド・マヒア半島Onenui Station射場。投入軌道は、太陽同期軌道、高度561kmとなる。

同社は、衛星データ解析によるソリューション提供および小型SAR衛星の開発・運用を行っている。「StriX-1」は、2021年12月と2022年3月に打ち上げられたStriX-αとStriX-βに続く、同社3機目の小型SAR衛星。実証衛星に分類される先の2機とは異なり、「StriX-1」は将来的な衛星の多数機生産や運用を見据えて本格的にビジネス拡大するための商用初号機であり、従来の衛星からバッテリーの改良とダウンリンク速度の高速化により、取得するデータ量を増やし、政府から民間までの幅広い顧客ニーズに対応する。今回の「StriX-1」の打上げに続いて、同社は2023年末までには合計6機を軌道上へ打ち上げ、2026年前後には30機のコンステレーションによって広範囲、高頻度の地上観測を可能にするシステムの構築・運用を目指す。

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