2022年08月15日 12:14

オンコールと全日本労働福祉協会は、一般企業や健康保険組合向けに「ネットワーク健診サービス」の提供を開始する。

オンコールはクリニック向けのITシステム・サービスを提供、全日本労働福祉協会は年間約100万人の健康診断を実施している。近年、日本における健康経営への注目はますます広がり、従業員の健康増進に取り組む企業が増加しており、その1つとして、健康診断の受診率を上げることが「健康経営の第一歩」と考える企業が増えている。しかし、健康診断の実施にあたって複数関係者と調整を行い、実施日の設定や医療機関の予約など、煩雑なやりとりが必要になることもあり、担当者の負担が大きくなっている現状がある。このような課題を解決すべく、企業の健康診断担当者の管理工数の削減と従業員のよりスムーズな受診体制の実現のため、全日本労働福祉協会と共同でネットワーク健診システム・サービスを開始した。

今回の提携サービスでは、企業の従業員・家族の居住地や勤務エリアに合わせて全日本労働福祉協会/オンコールと提携している全国の医療機関を紹介する。クリニック向けにITシステム・サービスを開発・運用してきたオンコールが開発した専用Webシステムにより、受診者本人がインターネットから24時間予約が可能となった。全日本労働福祉協会はこれまで通り、巡回(バス)健診・各支部での集合健診の対応も行っており、当日受診できなかった人、被扶養者の人にも、同サービスで受診動機を高め、受診率の向上を図っていく。

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