2022年08月15日 09:49

誠文堂新光社は、9月5日に、「気象病ハンドブック」を発売。自律神経の専門医である久手堅司さん(せたがや内科・神経内科クリニック院長)が、気象病の悩みに答える。

気圧や気温、湿度など、気象変化に伴う体調不良(=気象病)を訴える人が増えている。その症状は、頭痛やめまい、耳鳴り、首肩こりなど、多岐に渡る。時にメンタルに影響をきたすため、「気にしすぎ」などと周囲から理解を得られないこともある。本書の前半では、「朝、布団から出られない」「季節の変わり目に頭が痛くなる」「天気が悪いとめまいがひどい」「何だか耳がこもってしまう」など、気象病に関する基本的な疑問にQ&A方式で答え、不調を和らげるヒントが自律神経にあることを紹介する。

「気象病」という言葉が認知されるようになり、「私も気象病かも」と考えるようになった人も多いのではないだろうか。本書の後半では、日常生活の中で気軽にできる症状別のセルフケアを紹介。痛みに合ったセルフケアを実践することで、気象病による不調を少しでも和らげることを目指す。

気象病を完治させることは難しくても、ポイントさえ押さえれば症状を和らげることはできる。気象病と上手くつきあっていくには、自律神経を整えることが重要。自律神経を整えるには、骨格が要となる。本書の最後には、骨格のゆがみを改善するセルフケアを紹介する。

「気象病ハンドブック」は定価1540円(税込)。9月5日発売。

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