2022年08月12日 16:25

里海里山ウィークス実行委員会は、東日本大震災後の自然と共生するまちづくりを模索する南三陸町で、「里海里山ウィークス 2022」を、10月8日より9日間、開催することが決定した。これは「『観光』×『環境』で南三陸をアップ デートする」というビジョンのもと、里海里山とともに生きる南三陸の恵みを味わい、学び、楽しむ観光イベント。
2回目の開催となる「里海里山ウィークス2022」のテーマは、「南三陸をサイエンスする」。町内の持続可能なまちづくりに取り組む団体が、研究者らとのコラボで様々な魅力的なツアー・イベントを開催する。また、共通の参加証となる国際森林認証取得した南三陸杉材のバッジを提示すると、南三陸町内の参加店舗にて様々な特典が受けられる。
本イベントの開催には、サケやサンマの水揚げ減少など、地球温暖化の影響が地域経済にも影を落とす中で、南三陸が震災後に取り組んできた「循環型社会への動き」を再確認。そのうえで、より魅力的な地域をつくっていこうという思いが込められている。南三陸ならではの海の幸・山の幸を味わうのはもちろんのこと、里海里山の営みを「科学の目」で楽しむことができるプログラムとなっている。開催期間は10月8日~10月16日。ツアー・イベントの申し込みや参加店舗の情報は、南三陸町観光協会の「みなたび」サイトへ。