2022年08月12日 16:18

広島 蔦屋書店では、バリューブックスが製作した「本だったノート」を、一般発売に先駆けて8月14日から、どこよりも早く先行発売する。
約1万冊。この数字は、バリューブックスが1日に古紙回収に回している本の数。オンラインでの古本買取販売がメイン事業であるバリューブックスには、毎日約2万冊の本が届くが、実はそのうちの半分を買い取ることができていない。バリューブックスから出た本も、古紙回収の日に出された本も、最終的には製紙工場に運ばれ、新しい紙へと生まれ変わる。
古紙回収に回すことが悪いことではないが、もっと別の形で価値を生むことができないか。そんな考えから、「本だったノート」が制作製作された。一つとして同じものが無いこのノートは、同じ志を持った多くの人たちの手によってつくり上げられた。このノートには、本だったことがわかる文字のカケラが残されている。ノートとしては邪魔かもしれないその文字のカケラから、制作者の本への愛が伝わってくる。
その想いに共感した広島 蔦屋書店では、この度「本だったノート」を一般発売に先駆けて全国で唯一、独占先行発売。ぜひ本だったことに思いを馳せながら、大切に使って欲しいとしている。「本だったノート」は8月27日の全国一般発売に先駆けて、広島 蔦屋書店のみ、8月14日より販売をスタート。価格880円(税込)。詳しくはこちら。