2022年08月12日 12:47

カインズは、キリンホールディングスの協力のもと、社会課題を「環境」や「教育・子育て」など15の領域に分けて授業化した「くみまち学校」の2023年4月の本格開講に向けて、「くみまち学校 リサイクルから分別の大切さを学ぼう!」を埼玉県朝霞市のカインズ朝霞店で6月25日に開催した。

「くみまち学校」は、カインズが2021年10月に発表した「くみまち構想」の取り組みの一つで、社会課題を「環境」や「教育・子育て」など15の領域に分け、授業化したもの。カインズでは、くらしを豊かにすることをDIYととらえ、学校では教えてくれない「生きる力」を、体験(DIY)を通じて学ぶ場を提供する。「くみまち学校」では、カインズの店舗を学び場とし、講師は店舗のメンバー(従業員)が行う。また、「くみまち学校」の取り組みに賛同した、企業や教育機関、自治体を共創パートナーとし、地域のくらしの課題を自発的に解決する機会を提供する。「くみまち学校」の教育プログラムは、早稲田大学の日向野教授と共にリーダーシップ教育を研究実践する教育企業と共創する事で、体験の中で自分のリーダーシップに気づき、伸ばすように構成されている。年間を通じた定期開講は2023年4月を予定している。

今回の「くみまち学校」の開催は、3月にカインズ本庄早稲田店で本庄市と共に行った「SDGs講座」に続く、2回目。キリンホールディングスの協力のもと、カインズ朝霞店のメンバーが講師となり、22人の子どもたちが「リサイクル」について分別を通して体験することで社会課題を学び、積極的な意見交換でリーダーシップを育んだ。

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