2022年08月12日 09:06

TOKYO TOWERは、サントリー食品インターナショナルと協働し、使用済みペットボトルを回収して、新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクルの取り組みを、東京タワー塔下のフットタウンビル及び東京タワーの展望台にて、8月8日より本格的に開始した。

水平リサイクルとは、使用済み製品を原料として用いて、同一種類の製品につくりかえること(通常のペットボトル製造工程と比較し、新規化石由来原料が不要で、二酸化炭素排出量を抑制でき、繰り返しリサイクル可能な点が特長)。今回の取り組みにおいて、東京タワーはフットタウンビルや展望台にオリジナルデザインのリサイクルボックスを設置し、来場者に対し、ペットボトルの分別投入の啓発を実施。国籍問わず様々な人が訪れる施設として、顧客と一緒に無理なくすすめられるSDGs活動を通し、ペットボトルは何度も循環する資源であることを発信し、微力ながらも持続可能な社会に貢献する。

協働事業者のサントリーグループは「人と自然と響きあう」という使命を掲げ、ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っている。今回、「リサイクル適性が高く、再資源化の仕組みが整っているペットボトルを資源として循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という両社の想いが一致し、今回の取り組みに至った。

リサイクルボックスの設置箇所は、フットタウンビル1階、2階、3階(計4カ所)、メインデッキ(150m)1階、2階(計2カ所)。

TOKYO TOWER