2022年08月10日 15:44

エイベックス・エンタテインメントは、音声ARアプリ「SARF」を活用した、浅草の多言語観光ガイドの配信を、8月10日から開始する。ガイドは、日本語、英語、中国語(繁体、簡体)、韓国語、フランス語の6カ国語後に対応。
これにより、スマートフォンから手軽に、多言語の音声ガイドを利用することが可能に。観光の際に「SARF」アプリを起動した状態で、浅草界隈の寺社仏閣・歴史的名所を周遊することで、アプリから流れる各スポットの観光情報やトリビアを聴きながら、浅草観光を多言語の音声で楽しめる。
音声ARは、位置情報と音声情報を組み合わせた音の拡張現実(AR)によって、日常の新しい楽しみ方を演出するソリューション。同社が提供する「SARF」は、音声ARによる没入体験を、観光ガイドや謎解きなどのコンテンツとして簡単に制作・導入できる点が、最大の特長。制作した音声ARコンテンツは、専用のアプリを介して現地で利用することができる。コロナ禍における安全性の高い観光ソリューションとして、非接触且つ密を避けながら臨場感、没入感を演出できる音声ARによる観光ガイドに着目し、今回の導入に至った。
今後、アプリの利用状況などを分析し、対応言語数の増加や、対象エリア、コンテンツジャンルの拡大を検討。さらに「SARF」による音声・音楽をベースとした地方創生支援、地域課題の解決、ブランディングを、政令指定都市、中核市、観光都市に対して行っていく。