2022年08月09日 19:21

スマートフォングッズの商品開発を手掛けるHamee(ハミィ)は、4月29日より、不要になったHamee社製のスマートフォンケースを使用した小田急ロマンスカー・VSEのモザイクアート作りを行ってきた。このたび合計約500個のスマートフォンケースが集まり、モザイクアートが完成したことを明らかにした。
神奈川県小田原市に本社を持つHameeでは、2021年6月より、不要になったスマートフォンケースを回収・リサイクルする実証実験「Hameeエコタマプロジェクト」に取り組んでいる。また、小田急電鉄では箱根観光専用特急として2005年に就役したロマンスカー・VSE (50000形)が、今年3月11日に定期運行を終了した。就役から延べ約2000万人に利用されたことへの感謝の気持ちを込め、「ありがとうVSE!~Special Thanks&Forever~」を展開している。
本企画はこの一環として、藤田観光が運営する箱根小涌園ユネッサン、小田急電鉄の3社共同企画として行われた。2022年3月に定期運行を終了したVSEに感謝の気持ちを形にしたいという想いで、4 月よりモザイクアート作りをスタート。パネルには、不要になったスマートフォンケースが約500個使用されている。
完成したモザイクアートについては、小田急電鉄が運営するロマンスカーミュージアムにて、7月27日~8月22日まで展示する。なお、展示後はHameeにおいて適切にリサイクル処理を行い、サステナブルな社会の実現に貢献する。