2022年08月09日 09:48

海と日本プロジェクトin岡山実行委員会は、7月28日・29日に、岡山の郷土料理「ばらずし」の具となる海の幸をきっかけに、アマモ場再生活動や栽培漁業など、海の幸を守っていくための取り組みについて学び、「過去」の失敗、「今」の取り組み、そして「未来」に残すために必要なことについて学び、考えるイベント「~「ばらずし」を彩る海の幸を未来に残す~おかやま海のごちそう守り隊」を開催した。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる日本財団「海と日本プロジェクト」の一環となる。

イベントは、岡山県備前市、瀬戸内市を舞台に一泊二日の日程で実施した。アナゴ、サワラ、ママカリ、タコ、エビなど、岡山の海の幸をぜいたくに使った郷土料理の「ばらずし」を通して、漁獲量の変化や漁獲量が減っている原因を知り、また、アマモの再生活動や栽培漁業等の取り組みについて学ぶことで、豊かな岡山の海や海の幸を未来に残していくために必要なことは何なのかを考え発信することを目的としたイベント。

2日間様々な学習や体験を通して岡山の海について学んだ子どもたちは、823日に再び集合し、学んだことや伝えたいことを学習ノートにまとめて発表する「まとめ学習」を行う。そして、学びの集大成としてばらずし弁当販売店 岡山藤田おにぎり茶屋とコラボし、市民の人や観光客に食べてもらえるオリジナル「ばらずし弁当」の販売に向けて、商品パッケージに仕様するデザイン作成などに取り組む予定だ。