2022年08月09日 09:44

集英社は、8月8日に、メディアプラットフォームnoteにて、大好評既刊「愛じゃないならこれは何」の著者・斜線堂有紀による恋愛短編小説「君の地球が平らになりますように」の全文無料公開をスタートした。この短編は、今年12月に集英社より刊行予定の恋愛小説集「君の地球が平らになりますように(仮)」に収録されることになっている。

斜線堂さんは、ミステリをはじめ、SF、恋愛と様々なジャンルの作品を発表し、注目を集める小説家。デビュー作「キネマ探偵カレイドミステリー」以来、旺盛な執筆活動を展開、「恋に至る病」のヒット、「楽園とは探偵の不在なり」が第21回本格ミステリ大賞の候補になるなど、話題を集めている。

2021年には初の恋愛小説集「愛じゃないならこれは何」を集英社から刊行、令和の女性たちの「地獄」のような恋愛を描いた同作は版を重ね、「2021年下半期ほんタメ文学賞大賞」を受賞。日向坂46の日向愛萌さん、ゲームクリエイターの小島秀夫監督など、様々な業界から称賛の声が集まった。

12月刊行予定の恋愛小説集は「愛じゃないならこれは何」に続く1冊で、今回無料公開する「君の地球が平らになりますように」も収録することになっている。令和を生きることの困難さと本当の恋愛とは何かを問う、著者渾身の意欲作。そして近日中に、さらにもう1編の新作短編が公開準備中だ。

note斜線堂有紀「君の地球が平らになりますように」全文無料公開ページ