2022年08月04日 15:41

大日本印刷(DNP)が丸善ジュンク堂書店、文教堂及びトゥ・ディファクトと共同で運営するハイブリッド型総合書店「honto」は、8月4日、「本のガチャ 文庫版」の再販売を開始する。

「本のガチャ」とは価格とテーマのみで本のタイトルは選べない状態で販売する「honto本の通販ストア」の紙の本の商品。第1弾の「文庫版」は、hontoで販売する約6万タイトルの文庫から、約100タイトルの「物語」に絞り、「短編集」「長編小説」「小学生から楽しめる小説」「本のギフト」の4つのテーマでhonto書店員が選書。顧客に4商品12分類から、テーマと価格のみで商品を選んでもらい、選書の中からランダムに発送するもの。8月1日に販売開始した「短編のガチャ」「長編のガチャ」は発売即日で完売し、同日発売の「小学生から読めるガチャ」も翌日の正午に完売した。好評を受けて新たなタイトルで選書し、初回の2倍強の商品数を用意し、8月4日より再販売を開始する。

出版科学研究所の調べによると、年間で約7万タイトルの書籍新刊が毎年発行される。生活者が読みたい本を選び、購入する1冊を決めるためには多くの時間と手間がかかるのが現状だ。「本のガチャ」は読みたいテーマを選ぶだけで、短時間で簡単に決定でき、何が届くかを楽しむという買い物体験も含めて提供する。

価格は、単品(短編、長編、小学生ガチャ):書籍本体税込価格、ギフト付きのガチャ:書籍本体税込価格+ギフトセット1930円(税込)。販売期間は8月1日~21日(ギフト付きのガチャのみ8月8日から販売開始)。

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