2022年08月04日 09:52

合同出版は、8月12日に「学校教育の未来を切り拓く 探究学習のすべて――PC×Rサイクルによる指導原理と評価法」を販売する。

学習指導要領の改訂により、「総合的な学習の時間」は「総合的な探究の時間」に変更となり、2022年度からは、「理数探究」「古典探究」などが新設され、現場では指導も評価も手探りの中、行なわれている。「学校教育の未来を切り拓く 探究学習のすべて――PC×Rサイクルによる指導原理と評価法」は、探究学習を先行的に研究し、授業実践を行なっていた環境探究学研究会が、その指導理論・評価基準・評価方法をまとめた一冊だ。

「探究学習のPC×Rサイクル」は、「P」=課題解決(Problem solving)、「C」=結論(Conclusion)の各過程において、「R」=振り返り(Reflection)を繰り返すという探究学習の指導理論。「探究学習のPC×Rサイクル」に連動した評価法もあわせてツールも開発され、児童・生徒にとってもわかりやすく、すぐに実践可能で、効果的なかたちにシステム化された理論といえる。先行的に実施された取り組みでは、国際学会での発表実績を重ね、また「総合型選抜」などで生徒の進路につながるすぐれた成果を出している。本書では、その理論と指導・評価のノウハウを実践に即したかたちで解説し、かつ、現場の実際の取り組みを授業計画や児童・生徒のリアクションを含めて紹介した。

定価は2000円(税抜)。販売は全国書店、ネット書店各店。発売日は8月12日。

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