2022年08月04日 09:48

ブランド総合研究所は、「第4回地域版SDGs調査2022」の結果をもとにランキングを作成した。

同社は、「都道府県・魅力度ランキング」など地域・自治体の評価指標として全国で利用されている「地域ブランド調査」を毎年実施する地域や企業の調査およびコンサルティングを行う専門企業。「第4回地域版SDGs調査2022」は、住民のSDGs認知度や、取組意欲をはじめ、地域と関係性の強い地域企業の好感度や、地域の持続性向上への貢献度などを明らかにするために実施した。

地域企業は各都道府県に本社、または主要拠点がある企業や、その地域で創業した企業のうち、一定の規模を有する企業を選定し、47都道府県全体で842社を対象とした。地域住民によるサステナビリティ貢献度の評価がもっとも高かったのはトヨタ自動車で、本社所在地である愛知県での貢献度評価は44.0%となった。すなわち、愛知県民回答者の44.0%がトヨタ自動車について、環境や地域・社会の持続性を高めるような取り組みを行っていると評価していることになる。2位は長崎県で同社名のテーマパークを運営している「ハウステンボス」で41.3%。同施設はオランダの街並みを再現したテーマパークで、単独のテーマパークとしては、日本最大の敷地面積を誇る。3位は福島県に本社を置くスーパーマーケットのヨークベニマル(福島県)で40.8%。4位もスーパーマーケットで滋賀県に本社を置く平和堂が39.4%。5位は通信販売で有名なジャパネットたかた(長崎県)が38.0%で続いた。

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