2022年08月03日 12:25

「純米アフス つるかめ源」と「玄米酒 アフス息吹」が、「MILANO SAKE CHALLENGE 2022」にて、プラチナ賞(最高賞)を受賞した。このコンテストは、酒ソムリエ資格を持つ、イタリア人ワインソムリエ・バーテンダーなど、酒と食の専門家がイタリア・ミラノで審査する日本酒コンテスト。「純米アフス つるかめ源」は、2021年フランスでの日本酒コンクール、「Kura Master」純米部門金賞以来、今回が2度目の受賞となる。
「純米アフス つるかめ源」と「玄米酒 アフス息吹」は、つるかめ農園(千葉県いすみ市)の米を原料に、原料から製造にいたるまで天然自然にこだわった日本酒。原料となる米は、農薬や肥料に頼らず自然の力を最大限に活かして大切に育てられており、土地の恵みが表現されるような酒にするため、低精白の米や玄米そのものを原料とした。同農園の米は、いすみ市いすみブランド認定委員会により「いすみブランド」として認定されている。
また醸造は、自然醸造にこだわる「木戸泉酒造」。この創業140年の酒蔵では、60年以上前に、天然の乳酸菌を用いた「高温山廃酛(もと)」という独特の酒母づくりを開始。「添加物や農薬、化学肥料を一切使用しない日本酒をつくりたい」という思いから、自然栽培米(一部商品)を使った自然醸造酒の製造を行なっている。「高温山廃一段仕込み」という唯一無二の製法で醸されたこの酒は、乳酸発酵の力で軽やかで爽やかな酸味とフルーティーな甘みを生みだしている。