2022年08月02日 19:53

SAKAMAは、北海道、青森県、島根県、香川県の全国4つの地域で、「チャレンジフィッシュボックス」の販売を、サカマアプリ、サカマストア内にて7月より販売を開始した。その日に水揚げされた、味は美味しいが食べ方が浸透していない、加工に手間がかかるなど、一般的なスーパーなどには卸されない魚たちをボックスに集めて届ける。
2000年以降の流通の促進化に伴い、流通への向き不向き、加工のしづらさなどが理由で価値がつきづらい魚、食べられずに捨てられてしまう魚=未利用魚や低利用魚が生まれた。本商品は、そんな魚たちの新たな価値を、魚エキスパートであるサカマユーザーとともに発掘・発信していきたいという思いで企画。また、世界の食糧不足を解決する貴重なたんぱく源としても、チャレンジフィッシュを活用できると考えている。
サイズや漁獲数が原因で市場の規格に満たず廃棄となってしまう「シマダイ」や「アジ」といった魚から、漁獲量が少なく魚好きでも捌いたことがないような「かえるあんこう」「エゾひばり貝」など、日本各所で獲れる魚をランダムにお届け。普段ほとんど触れることのない魚を捌く手間ひまや、その魚を美味しく食べてあげようと考えること。これらも未利用魚、低利用魚の価値であると考え、魚の加工はせず、あえて生鮮の状態で届ける。
一度の漁で獲れる魚のおよそ10~15%が未利用魚や低利用魚と言われている。こうした魚たちの価値をサカマでは「普段使いできる魚」としてもっと世の中に広め、消費拡大に努める。詳しくはこちら。