2022年07月28日 12:01

科学技術館は、8月6日〜21日まで、「気象を知り、災害に備える」をテーマとして、気象の基本原理を学ぶとともに、これらから予測される災害や最新の防災関連技術をパネルや展示、映像、ワークショップなどを通して紹介する夏休み特別展「学ぼう!気象⇔防災」を開催する。
科学技術館は、1964年4月に東京・北の丸公園に開館した科学技術・産業技術の総合的博物館。「学ぼう!気象⇔防災」は2022年をとおして開催され、第1弾として6月に実施した「北の丸気象講座」に続き、今回の第2弾は、気象と防災の双方を学べる内容となっている。災害につながる恐れのある気象現象や災害時の救助や災害後の復興のための技術などについて、映像、講演や実験ショーなどのプログラムで紹介する。
会場では気象観測装置、高潮のしくみ、砂防えん堤の役割や災害対応ロボを遠隔操作できる展示では実際に体験しながら、防災に関わる技術について学べる。また、災害対策にむけて開発されたヘビ型ロボットのデモンストレーションも実施する予定。その他、防災グッズや非常食品についても紹介するとともに、映像やワークショップを通して万が一の時に対応できる力をつけることをねらいとしている。
入場料は無料(科学技術館の入館料で閲覧可能)。開催日時は8月6日~21日 10時~16時50分。会場は、科学技術館2階 イベントホール(東京都千代田区北の丸公園2-1)。