2022年07月28日 09:55

ナビタイムジャパンは、7月27日、電気自動車(EV)専用カーナビアプリ「EVカーナビ by NAVITIME」を提供開始する。
経済産業省が策定した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」での国内販売車の電動化や、環境問題への関心の高まりなどから、EVの新車販売比率は6月には、過去最高の2.0%となった。一方で、EV保有者の約5割が「充電の時間」「航続距離」に不安があるという調査結果もある。そこでナビタイムジャパンでは、車種ごとにバッテリー残量を予測する技術や、最適なタイミングでEV充電スタンドと充電時間を自動的に経由地として設定するルート探索技術を開発した。EVの航続距離に不安のある人のストレスを軽減し、安心して長距離移動を楽しんでもらえるとともに、EV普及を促進し、CO2排出量削減に貢献できればと思っている。
同アプリは、登録した車種ごとに航続距離予測を算出し、バッテリー残量の少なくなる地点付近のEV充電スタンドを自動で経由地に追加するなどのEVならではのルート検索や、全国約20,000箇所から様々な条件で絞り込みのできる「EV充電スタンド検索」など、カーナビの基本機能に加えて、一般的にガソリン車と比べて航続距離が短く、充電時間を要するEVの走行をサポートする機能を搭載した専用カーナビアプリだ。
ダウンロードは無料。8月31日まで、すべての機能が無料。その後は、ナビゲーションやVICS渋滞情報などの機能は有料で提供予定。