2022年07月27日 19:12

中央区観光協会主催、東銀座エリアマネジメント・東銀座まちづくり推進協議会の後援による、「東銀座エリア風鈴イベント」を開催する。

日本では古来、疫病を避け魔除けを行うために鐘型の青銅の鈴である風鐸(ふうたく)を飾る風習があった。長引くコロナ禍において疫病払いをしつつ、銀座~築地エリアを中心とした周辺地域ご協力のもと、東銀座の夏に彩りを添えるイベントとして約500個の風鈴を店舗等の軒下に吊り下げる。

短冊部分のデザインには、歴史を感じさせる中央区三十七町の街並みをそれぞれの地域にちなんだ絵が描かれた「千社札」の図柄や、当イベント実施期間である8月初旬が、旧暦の七夕「伝統的七夕」に該当する事にちなんで、中央区の児童による願い事短冊で街に彩を演出し、区内外の多くの方が観光・回遊できるよう、楽しめるイベントとなっている。

さらに、「銀座松竹スクエア1階プラザ」では、南部風鈴だけでなく江戸風鈴を活用し、中央区三十七町の「千社札」短冊が一挙に見物できるスペースを展示する。ウィズコロナ時代の今だからこそ日本の伝統文化を見直し、環境省の「残したい「日本の音風景100選」」にも選出されている南部風鈴の涼しげな音色とともに涼と癒しのひとときを楽しめる。

「東銀座エリア風鈴イベント」は、8月1日~21日、晴海通り沿い各路面店舗様の軒先・木挽町通り各店舗様の軒先・銀座松竹スクエア1階プラザ・銀座松竹スクエア外構・歌舞伎座タワー外構・東劇ビル外構・築地本願寺外構・築地KYビル外構等にて開催。