2022年07月27日 09:57

JMC、八十島プロシード、原田車両設計の3社が取り組む、3Dプリンターによる高レベルなものづくりを目指す協業プロジェクト「3D innovation Hub」は、新たに多数の3Dプリンターメーカーの装置を販売するWEBサイト「3DiH Printer(スリーディーアイエイチ プリンタ―)」を公開した。

3Dプリンターの導入を検討する顧客は、それぞれ異なるニーズを持っている。しかし、複雑に進化した3Dプリンターの工法や材料を全て理解するのは困難で、3Dプリンター導入時の障壁になっている。「3DiH Printer」は、様々なメーカーが販売する3Dプリンターを、分かりやすく発信し、顧客の装置選定をサポートすることを目指す。

「3DiH Printer」は、メーカー、工法、材料特性、価格など、顧客が求めるニーズをチェックすることで、求める3Dプリンターだけを選別して表示することができる。また、詳細なスペックを並列で表示することができる比較機能は、異なるメーカーの装置を比較・検討するときに便利だ。3DiHを推進する3社は、装置販売だけではなく3Dプリンターを使った受託生産サービスも提供している。長年の事業展開のノウハウを装置販売においても生かし、ハイエンド機種に関しては導入時の技術サポートや、購入した3Dプリンターがダウン/オーバーフローした際の代理出力などもオプションサービスとして提案している。また、3Dプリンターの初心者向けのHow toから、中級者向けの技術情報までを幅広く発信するコンテンツとして「3DiH DOJO」をリリースする。

3DiH Printer