2022年07月19日 16:59

MUJO京都評議会は、真言宗御室派総本山「仁和寺」などにて、突如現れた水性マジックペンのみで無常の世界を描くSETSUO KANOの作品を順次展示する。展示は7月19日~8月26日までで、真言宗総本山 教王護国寺「東寺」を皮切りに行われる。

本年4月に開催されたニコニコ超会議での発表から、日本文化の中心である京都において満を持しての出展。密教の世界を伝えたかった空海や、日本の武士(モノノフ)の精神にまで繋がる圧巻の約50作品が、京都の世界遺産・国宝寺院を彩る。

SETSUO KANO(加納節雄)さんは、2020年より日本を拠点に、水性マジックペンのみを用い、自身の哲学である無常を創作意義として、五感を超えた感性と魂を描く表現者。観る人の想いのままに感じてもらうことを大事に、作品はすべて無題。江戸絵画の世界的蒐集家として本物を見極める観察眼と美意識、美学を併せ持つ。

「MUJO」プロジェクト プロデューサーである横澤大輔さんは、「前代未聞のこのアートプロジェクトを中心で味わい、KANOさんとともに『日本の美意識』を変えていきたい」と語る。また、MUJO京都評議会 パートナーであるJTB取締役 常務執行役員・大塚雅樹さんは「世界中の人々を魅了する芸術が現れた。新たな交流時代に真の感動をもたらす作品になると確信している」とコメント。今後の展示会開催場所や日程は、決定次第発表する。