2022年07月15日 16:08

文藝春秋は8月9日より、東野圭吾著・累計1500万部突破の「ガリレオ」シリーズ、初となるジュニア版「ガリレオの事件簿」を刊行する。
「ガリレオ」シリーズとは、作家・東野圭吾さんによる、物理学者・湯川学を主人公とした累計1500万部超えのミステリー。1998年に第一作「探偵ガリレオ」が刊行され、「容疑者χの献身」で直木賞を受賞。2021年9月に刊行されたシリーズ第10作の最新長編「透明な螺旋」では、ガリレオにまつわる「ある真実」が明かされている。2007年に、フジテレビ月9枠で連続ドラマ化。翌2008年には映画「容疑者χの献身」が劇場公開され、連続ドラマ「ガリレオ」第2シーズン、映画化第2弾「真夏の方程式」もヒットした。今年9月16日には、映画化第3弾「沈黙のパレード」が公開される。
このたび刊行されるのは、「ガリレオの事件簿1 ポルターガイストの謎を解け」。初期の短編集「探偵ガリレオ」「予知夢」「ガリレオの苦悩」から、小学校高学年から中学生にむけて、4編のミステリーがセレクトされ、新たに編まれた一冊となっている。
変人であるガリレオが、超常現象のような不可解な事件を、科学の知識によって解決していく。今回、ガリレオに常識を超えた4つの謎を持ち込むのは、大学時代の友人である刑事・草薙と、その部下の内海薫。キャラクターデザインと装画、挿絵は漫画家ユニット「うめ」が担当する。第2弾「ガリレオの事件簿2 幽体離脱の謎を追え」は、9月12日発売予定。