2022年07月15日 09:59

ニッコーは、オーダーメイドのシステムバスを製造する際に生じる余剰タイルの廃材をアップサイクルした食器「uptile dish(アップタイル ディッシュ)」を開発。7月14日より、渋谷区富ヶ谷にあるニッコーのジェネラルストア「LOST AND FOUND TOKYO STORE(ロストアンドファウンドトウキョウストア)」にて販売を開始する。
1908年(明治41年)、洋食器メーカーとして創業したニッコー。現在は創業期の「陶磁器事業部」に加え、浄化槽の製造・販売・メンテナンスを行う「水創り事業部」のほか、「環境プラント事業部」、「機能性セラミック商品事業部」、「バンクチュール事業部」を展開している。
この度ニッコーが発売する食器「uptile dish」は、バンクチュール事業部の手がけるオーダーメイドバスルームブランド「BAINCOUTURE(バンクチュール)」を製造する際に生じる余剰タイルや、補修用として一定期間保管した後に産業廃棄物として捨てられていたタイルに加工を施し、食器として再生した、陶磁器事業部の新商品となる。
uptile dishの商品化には、バンクチュール事業部の持つ、限られた資源を無駄なく使用するための専門的な加工技術が活かされており、使い勝手の良いサイズ感やスタイリッシュで洗練された仕上がりには、長年の食器づくりを通して培ってきた陶磁器事業部の「食」へのこだわりやノウハウが反映されている。
正方形20cm角が990円(税込)。正方形15cm角が770円(税込)。長角(100×60mm)が550円(税込)となる。