2022年07月14日 12:57

熱気球競技日本代表は、日本気球連盟公認チームとなる雁をコンセプトにした「カリガネジャパン」を発足、9月にスロベニアで行われる、第24回熱気球世界選手権に出場する。
これまで、多くの選手が日本代表として世界選手権で戦ってきた。その中で日本選手も、単純な飛行技術を競っていた今までの世界選手権では、個人の技術で上位に入ることができていた。しかし2018年の世界選手権で日本は大敗する。それまで個々のパイロットの操縦技術で戦えていた競技内容から、気象や戦略、情報収集が高度に必要になる競技内容に変わっていたのだ。「カリガネジャパン」は、2018年に行われた世界戦手権をきっかけに、有志パイロットにて発足された日本代表チーム。近年主流となりつつある電子機器を用いた最新の競技システムに対応し、世界一奪還を目指すとともに、日本における熱気球競技レベルの向上を目標にしている。
その一方で、世界選手権には機材輸送等の遠征費に多額の資金がかかるため、企業による協賛とクラウドファンディングを用いた支援を募っている。協賛企業に対しては、代表ユニフォームやHPへ企業ロゴの掲載をリターンとしている。またクラウドファンディングでは、カリガネジャパンオリジナルグッズの他、代表パイロットが操縦する熱気球でフリーフライト体験、更には代表4選手による講演会が含まれるなど、通常では体験できないリターンが含まれている。クラウドファンディングは既に目標金額200万円を達成し、現在ネクストゴール500万円に挑戦中。
実施期間は6月30日~9月14日。