2022年07月14日 12:38

岡山大学のイノベーション・マネジメントコア(IMaC)では、SDGs研究推進大学の取り組みのひとつとして、産学共創活動の強化推進を進めている。
その施策のひとつが、失敗を「可」として産学が共に0→1ベースで新しい価値創出にチャレンジする、「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ(OIチャンレンジ)」。今回、共創パートナーであるみなむすGOHAN PROJECTと共に「おいしそうな森の環境研究所」を設置。「おいしそうな森アグロフォレストリープロジェクト」を始動し、7月1日にキックオフを行った。
「おいしそうな森」の理念は、「食糧危機」「社会課題」などを視野に入れ、未来の地球と子ども達に、持続可能な「おいしそうな森(食べられる森)」を残したいという想い。目標は、所属する組織、地域、バックボーンの垣根を越え、フラットで純度の高い「アグロフォレストリー研究開発プラットフォーム構築」や、「安全な食料確保」「地球上の生物が共存できる環境維持」作り。耕作放棄地や、使い道に困っている遊休地活用、里山・環境保全を視野に入れた一般ユーザー向けコンテンツの開発など、森林×食農×学び・コミュニティをミックスした、持続可能な新しい価値観のアグロフォレストエコロジーを目指す。
具体的な活動として、国内外のアグロフォレストリー研究開発の調査開拓や人材交流などを進め、将来的に事業化等を含めた展開を行う予定。詳しくはこちら。