2022年07月14日 12:31

二次交通のDXを推進するRYDEと、青い森鉄道及びIGRいわて銀河鉄道の3社は提携を開始。デジタル乗車券「盛岡割引きっぷ」「青森割引きっぷ」及び「もりもりフリーパス」の利用を、7月16日から開始する。

青い森鉄道とIGRいわて銀河鉄道は、2022年12月に開業20周年を迎える。これを記念して青森~盛岡間を直通運転する快速「 青森・盛岡ライナー」が期間限定で運行される。青森~盛岡間の直通運転及びデジタル乗車券の発売は今回が初。通常の運賃よりお得なほか、PCやスマートフォンでの事前決済やスマートフォンのアプリでの乗降も可能なため、長距離の移動も快適かつ接触機会の低減で安全に利用できる。

RYDE PASS は、事業の大小や対象地域を問わず、鉄道、バス、路面電車、旅客船などの様々な乗車券を、簡単かつ持続可能にデジタル化を実現するモビリティプラットフォーム。RYDE PASS を導入することで、既存の乗車券のデジタル化を実現する。また、システム開発が不要なため、企業の負担が大きい初期開発費用や保守費用がなく、あらゆる規模の企業への導入が可能。画像と文章があれば、誰でも簡単に、デジタルチケットの運用を始めることができる。

このたび「RYDE PASS」の導入により、青森~盛岡間を運行する臨時快速列車の乗車券のデジタル化を導入コストをかけず実現し、各駅の窓口業務も効率化。さらに、キャッシュレス決済など多様化するニーズに応え、利便性の向上を図ることで地域経済の活性化にも繋げていく。