スカイロジックは、AIによる本数カウントアプリ「cazoeTell」をリリースした。「cazoeTell」は、数えたい物（棒や錠剤など）に、スマホをかざして撮影すると、撮影した写真の中から対象物を約1秒でカウントして結果を表示。これまで時間が掛かったり間違えたりしていたカウントの労力を大幅に削減する。

スマホで本数や個数を数えるアプリはいくつかあるが、棒の色や形、また撮影環境がユーザーによってそれぞれ異なることにより、数え間違いが発生するケースが多くあった。この弱点を克服するため、スカイロジックではユーザーが実際に撮影した画像を元に、AIが学習を行う仕組みを開発。ユーザーごとに異なる計数対象や撮影環境を取り込んで、個別に学習するため、計数の精度が大幅に向上した。

教師画像を撮影・アノテーションを行い同社サーバーにアップロードすることで、カスタム学習モデルを作成でき、独自に作成したモデルにてカウントを行う。汎用的な学習モデルでは柔軟にカウントが出来る一方で精度が悪くなってしまうが、カスタム学習モデルを使用することで高精度カウントを行うことが可能に。

また、スマホで撮影した画像をそのままスマホ内でカウント処理するため、インターネット接続は不要。電波の入らない工場内や山林地区でも約1秒でのカウントが可能となる。7月29日までのユーザー登録した人限定で、お試し回数を通常10回のところ、500回に大幅増回キャンペーンを実施中。ダウンロードはこちら。