2022年07月13日 15:45

CO2排出量可視化・削減サービスプラットフォーム「e-dash」の開発及び運営を行うe-dash(イーダッシュ)は、国内初となる新サービス「e-dash Carbon Offset」の提供を開始する。
企業のCO2排出要因は、自社で燃料を使う場合や他社から調達する製品の提供過程に由来するものまで多岐にわたる。直接的なCO2削減手法である省エネや再エネ導入だけで炭素排出ゼロを達成することは困難。このため、昨今は自社内で削減ができない排出量の全部または一部を埋め合わせることができるカーボンクレジットの活用に注目が集まっている。
「e-dash Carbon Offset」は、認証団体が明示された信頼性の高い世界中のボランタリークレジットを、自社の状況やニーズに合わせて、オンラインで少量から購入ができる国内初のサービス。米国サンフランシスコでボランタリークレジットのマーケットプレイスを運営するPatchと、日本の法人として初めてとなる業務提携を通じて実現した。これにより、企業は状況やニーズに応じて、カーボンクレジットを少量から手軽に購入可能となる。
また、本サービスは、生活者と共に脱炭素社会を推進する共創型プラットフォーム「Earth hacks」に導入される。Earth hacks上で販売しているエシカル商品における製造や提供過程でどうしても排出されるCO2相当量を、「e-dash Carbon Offset」で相殺。生活者の持続可能な消費行動を支援していく。