2022年07月13日 09:39

ジョンソン・エンド・ジョンソンコンシューマーカンパニーは、夏休みに向け、キズケアに関する正しい知識を一人でも多くの消費者に共有するため、埼玉医科大学病院の市岡先生とともに夏によく起きがちなケガのシーンごとに、よくある誤った対応と正しい対応についてをまとめた「夏の応急処置の正しい知識」の令和版を発表した。
監修者は市岡滋さん、総評は埼玉医科大学病院副院長形成外科教授。モイストヒーリングなどキズへの正しい対処法については以前に比べ普及してきたが、未だ一般の人のみでなく医療者においてすら多くが旧態依然とした方法に基づいているのが現状だ。
「水遊びやアスレチックで転んだ/BBQの準備中に包丁で指を切った」時の効果的な処置は、痛みを和らげ早く治したいなら、キズを水道水でよく洗った上で、かさぶたになる前にモイストヒーリングの絆創膏を。モイストヒーリングの絆創膏を使う場合、消毒は不要。
「虫に刺された」時は、触って刺激を与えることはNG。水道水でしっかりと洗い流した上で、刺された部分を冷やすと痒みが軽くなる。その後痒み止めの軟膏を塗布する。
「プールで転んだ/浜辺に落ちたガラスなどで足を切った」際のキズの痛みは、末端の神経が外部刺激にさらされるなどして起こる。プールや海に入りたい場合は、完全防水仕様の絆創膏でしっかりカバー。「BBQの鉄板やキャンプファイヤーでやけど」した場合、すぐに流水で幹部を冷やす。水道水で5分から30分ほどを目安に冷やす。流水が難しい場合は氷を入れた袋などでもOK。