出島組織サミット実行委員会は長崎市とともに、日本初となる日本中の出島組織が長崎の出島に集結し、知恵の交易を行うイベント「出島組織サミットin出島」を11月12日に開催する。

時代の変化が激しく正攻法では解決できない課題が増えるなかで、企業や自治体が新しいことを生み出すために、本体から離れた組織をつくり事業を推進する「出島組織」や「出島戦略」が注目を集めている。出島組織とは、大企業や自治体などの組織のなかで、本体とは距離をとり新しいことを生み出すためにつくられた部署やチームのこと。

本イベントは日本中の出島組織が長崎の出島に集結し、それぞれが抱える課題や知見を共有しながら、知恵の交易を行う日本初のサミット。参加組織の中で条件を満たす組織は長崎市が「出島組織」として認定し、出島組織認定証を授与する。加えて「出島組織のための特別出島ツアー」も実施。「なぜ幕府は江戸ではなく遠く離れた長崎に出島を作ったのか？」「なぜ辺境の出島から新しい文化がたくさん生まれたのか？」など、出島組織におけるビジネスのヒントを探る。

「出島組織サミット in 出島」は、11月12日、11時～17時（東京からの日帰りも可能）開催。参加者は50名限定（1社2名まで）。参加条件は、出島組織に所属し新たな価値創造に取り組んでいる人、出島組織をつくろうとしている人も参加可能だ。参加費は10万円（2名参加の場合）/7万円（1名参加の場合）となる。