2022年07月08日 09:38

飛騨高山の重要文化財建築「日下部民藝館」が、隣接する離れを改修。ゲストを「日下部家の客人」としてもてなす、ラグジュアリーヴィラ「谷屋TANIYA」を2022年に秋オープンする。
この地で300年以上の営みを紡いできた名家「日下部家」が、1日1組限定のヴィラをオープン。開放的なプライベートラウンジを備えた空間で、13代目当主の大切な顧客として特別な時間を提供する。
新たに暖簾をかけるこの宿では、ゲストに「日下部家の客人」として滞在してもらうことをコンセプトに、森を中心とした自然の豊かさを体験できる特別なプログラムの案内や、飛騨高山を代表する料亭が利用者のためだけに腕をふるうひとときを提案する。
また夕刻以降は、隣接する重要文化財「日下部民藝館」を貸し切り、プライベートラウンジとして利用することが可能だ。民家建築の最高峰ともいわれる豪快な梁組みと広い土間は、代々の当主たちが守り抜き、このまちに息づく伝統美を感じられる空間。日下部民藝館の真の価値は、空間に差し込む光と生まれる影のうつろいを感じながら、当主とお酒を交わし、ゆったりと過ごしてもらってこそ実感してもらえるもの。大きな囲炉裏を囲んでの食事、音楽の演奏や、芸者の座付きの手配をはじめ、飛騨高山の文化複合施設としてここでしか得られない体験を提供する。
「谷屋」は2022年秋、オープン。予約開始は7月下旬予定。