2022年07月07日 09:57

日本空港ビルデング、鹿児島空港ビルディング、宮崎空港ビル、長崎空港ビルディングは、旅客ターミナルにおける顧客のさらなる利便性向上、非接触サービスによる感染症対策、将来的な労働力の不足などの社会課題解決への貢献を目指し、現在羽田空港ターミナルにおいて導入されている案内ロボットや清掃ロボット等の広域連携での共同実証実験を行う。

日本空港ビルデングは、日本における将来的な労働生産人口の減少という問題への解決の一助として、また、カスタマージャーニーの向上策の一環として、利用者の満足度向上などが求められる中で課題解決に貢献するためにロボット技術の活用が不可欠と考え、2016年から羽田空港旅客ターミナルにおいて、ロボット実証実験プロジェクト「Haneda Robotics Lab」を立ち上げた。その構想の中で空港ターミナルを活用したさまざまなロボットの実験を行い、現在では、案内、翻訳、移動、清掃の各分野を支援する、合計8種類のロボットを導入し、運用している。

今回、九州を代表する、鹿児島空港ビルディング、宮崎空港ビル、長崎空港ビルディングとの連携により、共通のロボット技術を活用した、シームレスなサービス提供を想定した検証を行うことで、航空業界のさらなる利便性向上と、社会課題の解決に協働で取り組んでいく。

期間は7月5日~29日(各空港により開始日が異なる)。場所は、鹿児島空港、宮崎空港、長崎空港。

日本空港ビルデング