2022年07月06日 15:54

UXインテリジェンス協会(UXIA)は、企業の経営層がどの程度UXに注力しているかを審査・評価する「UX注力企業格付け(仮称)」を開始する。
UXIAは、新たな時代を切り開くDX人材に求められる基礎能力としての「UXインテリジェンス」の普及・研鑽を通じて、社会がより善いUXで溢れ、ユーザーが自由にそれを選択できる社会の実現を目指し2021年5月に設立された。デジタルトランスフォーメーション(DX)の潮流が加速する中、UXの重要性が様々な場面で、様々な人物から語られるようになった。そこで、各企業が実際にどの程度UXに注力しているのかをリサーチしたところ、明確にUX注力の姿勢を打ち出している企業が、ブランドランキングにおいても高く評価されているという相関性が明らかになった。
UXIAでは特に大企業を中心とした日本企業に対して、UXへの関心を高め、UX領域への注力を促すことを目的に、企業活動においていかにUXが重視されているかを一律の基準で審査・評価する「UX注力企業格付け(仮称)」を実施。初回のリサーチは8月頃から開始し、結果は10月に公表予定。評価には、8月にUXIAが実施する「UX検定基礎」の合格者数などの指標が用いられる。具体的な評価項目は改めて公表する。UXIAでは、今後もDXにおけるUXの重要性を啓蒙し、日本企業の競争力を強めるための活動を進めていく。