2022年07月05日 15:31

7月5日、松田町(神奈川県)は、バイザーが提供する、地域課題を解決するSDGsソリューション「グッドシティ」を導入。参加者が互いに協力し合うことで、SDGsの取り組み推進と「協働するまちづくり」が加速することを目指す。なお「グッドシティ」の導入は全国自治体で初。

グッドシティは、手続きの簡素化(SDGs宣言の実施)が特徴。制度の導入・運営経験がない自治体に、運営時の負担が少ないデジタル申請および管理ができる機能を提供する。また、自治体職員だけではなく住民、企業、団体等の活動する人が、自ら情報発信できる機能を提供する。さらに、利用者間のマッチングができる機能でパートナーシップを促進。自治体職員は、利用者への情報発信や利用者間のマッチング状況を一括で管理することが可能。

加えて、住民の関心度が測れるローカル指標設定管理や利用者に対するアンケート調査ができる機能を提供する。「どのような活動に関心が高いかわからない」「翌年度の活動をさらに強化したい」といったケースにおいて、住民ニーズにあったまちづくりを行うために、優良活動、改善点の発見、各種計画、ビジョン作りに活用できる。

松田町では、今後本サイトにてSDGs宣言の募集を行い、その活動を通じ地域課題の解決を推進していく。バイザーはこの導入事例で得た知見を活かし、全国の地方自治体へ「グッドシティ」の導入を促進。それとともに、さらなる機能改善を通じ地域の課題解決を促進していく。