2022年07月01日 12:55

つぐつぐは、7月、これまで限定的に実施していた「つぐつぐ金継ぎ検定」を見直し、目標をもって金継ぎの上達を叶えられるサービスとしてリニューアルする。

金継ぎは室町時代から伝わる、割れたり欠けたりヒビが入った器を漆で修理し、その傷の表面を金や銀で装飾する日本の伝統技術。コロナ感染症拡大によるおうち需要や、長くものを大切に使う価値感の高まりで注目が高まっている。趣味で金継ぎを始める人が多い中、最近は「金継ぎを副業にしたい」「プロになりたい」という意欲の高い生徒からの要望が増えてきた。そこで、つぐつぐでは、生徒が金継ぎを上達する指標・モチベーションとして「つぐつぐ金継ぎ検定」を2021年にスタート。半年程で金継ぎ検定の上級を合格し講師になった人や、1年程でつぐつぐ認定プロ金継ぎ師となった人を輩出した。

今回、人を育てる実績が蓄積してきたことや、検定を受けたいという一般の人からの要望がとても増えてきたため、数の制限を撤廃し、より多くの人に学んでもらえるようにリニューアルした。ただがむしゃらに金継ぎの練習をするのではなく、一定の方向を設けて、自分の現在地点を確認しながら上達してもらう。代表の俣野さんは、自身の経験などを元に、金継ぎ検定初級~上級までにかかる最低時間を約100時間と考えている。これはあくまで「上級」を取得するまでの時間であり、「プロ」として実際の顧客のさまざまな器の破損に対応できる自信をつけてもらうには、さらに時間が必要と考えている。より早く上達したい熱意のある人のために、「月15回(金継ぎ教室)通い放題コース」もスタートする。

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