2022年06月30日 13:02

時空テクノロジーズは、長野県庁において、約6カ月に渡る「ログミーツ」の実証実験を実施。435時間の業務時間の削減、40.58%の業務時間効率化を達成し、正式導入が決定した。

長野県では「自治体DX推進ワーキンググループ」が立ち上げられ、様々な検討が行われている。ワーキンググループの分科会の一つ「AI音声文字起こしチーム」 では、AI音声文字起こしツールについて効果的な利用方法や共同導入に向けた研究が行われ、この研究の題材として「ログミーツ」が使用された。

2021年6月1日から長野県DX推進の取り組みの一環として、同社と長野県庁で「ログミーツ」を用いた実証実験を実施。ログミーツ使用時と未使用時の会議録編集時間を比較した結果、435時間の業務時間の削減、40.58%の業務効率化を達成。実証実験を経て、長野県庁においての正式導入が決定した。

ログミーツは、AI音声文字起こし機能を使い、会議の内容を漏れなく記録・閲覧・編集・共有するクラウドサービス。持ち運び可能な専用端末があり、誰でも録音ボタン一つで操作できること。また、対面会議でマイクの設置が簡単であり、議会のような複数人が話す場においても音声を高品質に記録できることが評価された。中でも、費用やスペックなど総合的に判断した上で、「文字起こし性能の高さ」が一番の決め手となり、本格導入に至った。