2022年06月30日 09:46

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、2023年4月のこども家庭庁発足を視野に入れ、子どもと政策決定者が議論するための「子ども・ユースキャラバン」を青森県青森市と愛知県名古屋市で開催する。

セーブ・ザ・チルドレンは、すべての子どもにとって、生きる、育つ、守られる、参加する、「子どもの権利」が実現されている世界を目指して活動する子ども支援の国際NGO。10才から18才を対象とした今回のイベントは、子どもの権利、特に聴かれる権利を体験的に学ぶ機会を子どもたちに提供することで、子どもたち自身が「自分たちも声をあげられること」や、「仲間とつながることで声は大きくなること」を認識するようになることを目的とする。また、同事業を通じて得られた知見が、子どもの声を聴くための大人側の姿勢や、子どもの意見を尊重・反映できるような望ましい子ども参加の仕組みづくりなど、こども家庭庁の制度設計で活かされるよう、政策提言を通して働きかける。

当日は、子どもたちが子どもの権利について学ぶ「アクティビティで考えよう 子どもの権利」といったワークショップや、こども家庭庁の紹介、さらに子どもたちが日々の困りごとや子ども政策に対する期待などを国会議員・地方議員、行政職員といった政策決定者と話すグループワークを行う予定だ。

日時・会場は、「青森市」7月30日13時~16時、リンクモア平安閣市民ホール(青森市民ホール)(青森県青森市柳川1丁目2-14)。「名古屋市」8月9日13時~16時、名古屋国際センター(愛知県名古屋市中村区那古野1丁目47-1)。

セーブ・ザ・チルドレン