2022年06月30日 09:44

アカリクは、大学院と連携し、博士課程大学院生向けメンタリングサービス「Snoopy Senior Project(SSP)」の試験提供を開始した。

アカリクは「知恵の流通の最適化」というコーポレートミッションのもと、大学院生や研究者の人々のキャリア支援を行っている。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、大学内の研究室において飲み会や懇親会などが気軽に開催しにくい状況が続いている。そのため、大学院生は自身の研究生活やキャリアについて同年代の学生や先輩に気軽に相談できる機会が不足していると考えられる。また、接触機会減少のため、周りの学生の活動状況が見えにくくなっており、研究や就職活動の進行が遅延していても、それに気づくことができない状況になりつつあり、研究生活に影響を及ぼしていると考えられる。

これらの課題を解決するため、「SSP」では、博士課程大学院生に対して外部メンターとの定期的な面談(1on1)の機会を提供し、研究活動や就職活動に関するサポート事業の試験提供を開始した。外部メンターとしては、博士号を持ち、かつ民間企業における就業経験のあるメンターを登用しており、月1度、対象学生とオンライン面談を設定し、博士号取得に向けたペースメイク・就職活動と研究活動の両立・博士号取得後の進路の検討など、各種相談対応や情報提供を行う。また、試験提供では英語による外国人留学生への対応も行っている。同事業は現在テスト段階であり、正式なサービス提供のために内容を改善するため、各種データを収集・分析している。

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