2022年06月28日 12:58

次世代ロボットエンジニア支援機構(通称:Scramble)は、協賛企業および京都府、精華町と連携し、8月から「Scrambleジュニアロボットチーム」を発足する。けいはんなロボット技術センターを拠点に、2023年3月まで小学生5年生~中学3年生が講義・演習を受けながらロボットを製作。大学生向けのロボットコンテストに出場する。

Scrambleでは、エンジニアを目指すこども達に自由に学び成長できる環境を提供することを目的に事業を実施している。昨年から、初心者的内容だけでは満足できないという子ども達を対象に、ロボットプログラミング講座・メカデザイン講座・電子工作講座を開催し好評を博した。しかし単発の勉強会が多く、継続してレベルの高い技術を学べる場がないという意見も。そのため、今回は8カ月の活動期間の間、スポーツチームのように練習(演習)を経て、チームで1つロボットを製作して大会に挑む。

Scrambleジュニアロボットチームと他の教室の違いは、チームで1台のロボットを製作する点。また小さいキットのロボットではなく、1人で持てないくらい大きいロボットを製作する。指導するのは過去にロボットコンテストで活躍した現役のエンジニア・大学生・大学/高専教員。さらにスポンサーからの支援や補助金によって運営することで、高いレベルの教育を低価格で提供する。

目指す大会は、2023年3月に開催される、関西の大学生が企画する関西春ロボコン。参加申込はこちら。最大8名、応募多数の場合選考となる。