2022年06月22日 19:49

Airbnb(エアビーアンドビー)の日本法人は、日本を含む世界中のホストとゲストを対象とした年次調査を2月17日~3月31日に実施。最新調査結果を発表する。

Airbnbプラットフォームで活躍するホストとAirbnbで宿泊先リスティングを予約したゲスト18万4968人を対象にした意識調査結果の結果、ホストは「現在、急速なインフレが進む中で、Airbnbの収入をどのように使用しているか」、またゲストは「コロナ禍で旅行のあり方が根本的に変化する中でゲストがAirbnbという旅行プラットフォームをどのように使用しているか」についての興味深い示唆が得られた。

昨年から、米国全体および世界中でインフレが進行する中、Airbnbでのホスティングを通じて得られた収入は、生活費の重要な収入源になっている。日用品の価格上昇を背景に、日本でも42%は、ホスティングを通じて得た収入を、より高価になった食料やその他の必需品を購入するために使用すると回答した。

ホストはまた、Airbnbで稼いだ収入を使って、最も基本的なニーズである住宅の支払いを補っている。世界中のホストの45%近く、日本でも51%が、ホスティングによって得られた収入が2021年に自宅にとどまるのに役立ったと回答している。

価格が上昇している一方で、日本国内でも、新たなホストが数多く誕生。新型コロナウイルス感染拡大時期に新たにAirbnbのホストとして活動を始めた人々の収入の合計が、約2580万米ドル(約29.3億円)となり、平均一人あたり約9400米ドル(約107万円)以上の収入を得ている。