2022年06月16日 12:55

凸版印刷は、メタバース上に高精細な美術館/博物館を構築するサービス「MiraVerse(ミラバース)ミュージアム」を開発した。
「MiraVerseミュージアム」では、オリジナル作品の色や質感の忠実な再現を追求するとともに、「ガラスケースがない」「作品の裏面を見ることができる」などバーチャル空間ならではの特徴や、アバターを介した友人や学芸員とのコミュニケーションを組み合わせた、新しい作品鑑賞体験を提供する。「MiraVerseミュージアム」の提供開始に先立ち、広重美術館をメタバース上に構築した「MiraVerseミュージアム広重」を一般公開。広重美術館所蔵の浮世絵「東海道五十三次」や、貴重な歌川広重の肉筆画など、選りすぐった33作品を展示し、「歌川広重」が描き出した、美しい日本の風景をじっくり鑑賞することができる。
凸版印刷は、現在公開中の「MiraVerseミュージアム広重」の展示作品を順次追加するとともに、デジタルコンテンツを活用した様々なサービスを展開していく。また他の美術館作品とのコラボレーション展示やギャラリーツアーなどのイベント開催により、美術館と鑑賞者、鑑賞者同士でのコミュニティの形成を目指し、現実空間の施策と連動させることで「MiraVerseミュージアム」を地方創生に資するビジネス基盤として展開していく。
「MiraVerseミュージアム広重」鑑賞料は無料(キャンペーン期間中)。