2022年06月14日 12:14

AIアバター接客「AIさくらさん」が、5月30日より、最高裁判所が管理する裁判書類提出用のWebサイトにてカスタマーサポートとしての案内を開始、裁判所のDX実現に貢献する。
2018年に裁判手続等の全面IT化に向けたプロセスが示されたことをきっかけに、裁判所のIT化の動きが加速。この流れに則して、裁判に必要な書類をオンライン上でやり取りできるシステム(民事裁判書類電子提出システム:mints)の運用が開始した。その一方で、新しい運用方法に対する問合せが多数寄せられることが予想される。このような課題を解決するため、AIチャットボットを導入することで、問合せに対して迅速に対応・解決。利用者1人1人に対して、効果的なサービス提供を目指すことになった。
AIさくらさんは、クラウドセキュリティに関する国際規格であるISO27017の認証を受けている。昨今のサイバーテロなどのリスクにも十分に対応可能なセキュリティレベルを担保しており、安心してサービスを利用することが可能。
今後、AIさくらさんは最高裁判所が管理する裁判書類提出用Webサイト上で、書類の電子提出処理やシステム利用時のトラブルなどの問い合わせを、人の代わりに一次対応する。職員の業務効率化並びに、利用者への効率的かつ効果的なサービス提供に貢献することが目的。司法サービス向上のため、「誰でも簡単に使えるAI」として、多くの人の司法手続き上の手伝いを行う。詳しくはこちら。