2022年06月13日 09:02

エヌエスティ・グローバリストは、無線センサーによる「トイレ利用状況の可視化」を6月23日から提供開始する。

エヌエスティ・グローバリストは、LPWA(Low Power Wide Area)分野のリーディングカンパニーとしてLoRa無線独自の技術を用いたセンサーIoTを活用して商業施設、病院やオフィスビルなど顧客(利用者)や従業員の満足度向上が図れるサービス提供を同社の導入実績と技術で取り組んでいる。今回、トイレの順番待ちによる過密や利用が集中して発生する混雑に対して検知センサーと広範囲無線を活用し、利用状況がどこからでも確認できることで安心とストレス軽減に繋がる「トイレ利用状況の可視化」を提供開始する。

新型コロナウイルス感染症の状況が刻々と変わる昨今においても、商業施設やオフィスビルでは感染対策を講じつつ社会経済活動の再開に向けた試行錯誤が続いている。感染対策の為に混雑を自主的に避ける行動が浸透したことで、トイレを並んで待つ行為は以前よりもストレス負荷が大きいものとなっている。その中で、実際に足を運ばないと空いているか分からない、不安・焦り・苛立ちを覚えるもの。同サービスでは、商業施設やオフィスビル内をLoRa網で構築してトイレの利用状況を共用部などに設置したLEDパネルで確認できるサービスを提供する。トイレ各室には使用状態を検出するセンサーを設け、行列の発生や利用の集中を防ぎ、離れた場所でも利用状態を確認することができる。

発売日は6月23日。

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