2022年06月10日 19:45

静岡県、伊豆急、東急の三者は、スマートホテルソリューションズ(SHS)が主催するオープンイノベーション合宿「サトヤマカイギ」を誘致。静岡県伊東市で、7月29日~31日の2泊3日で開催する。これは、2020年2月4日に締結した「企業研修誘致による地方創生の推進に関する連携協定」に基づいて行われるもの。

今回の合宿は、石川県白山市において、SHSと金沢工業大学が連携して定期開催している、ハッカソンをモデルにしている。ハッカソンとは、ビジネスアイデアの創出やデジタルコンテンツの開発を目指す取り組みで、多様なバックグラウンドを持つ参加者との、地域の文化や課題を踏まえた取り組みが特徴。

テーマは「DX×SDGs×観光・まちづくり」。ITの活用や関係人口増を通じた持続可能な地域づくりのビジネスアイデア創出にむけ、首都圏企業、地域企業、行政、教育機関等からの参加者を募集し、開催する。本合宿においては、参加者が互いの強みを出し合いながら地域課題の解決に資するアイデアを共創するに留まらず、合宿終了後も有志によるアイデア実現に向けた検討の場の設定も予定。地域課題解決に向けた取り組みの実現確度が高まることを、期待成果に据えている。

なお本合宿は、連携協定のもとで昨年実施した、地域課題解決型研修プログラム「I-Camp(アイキャンプ)」に続く、伊豆の活性化に向けた官民連携による地域課題解決の取り組みの第二弾。今後も継続的な開催を予定。申込はこちら