2022年06月09日 19:00

ロジザードの提供するクラウド倉庫管理システム「ロジザードZERO」は、プラスオートメーションが提供するWES「+Hub」を介して次世代型ロボットソーター「t-Sort」と連携。入荷・返品入荷の仕分け業務が可能となった。
ロジザードZEROから入荷・返品入荷の作業指示データをエクスポートして、t-SortのWES「+Hub」にインポート。t-Sortは指示データをもとに、入荷場にある商品をブランド、品番、SKU別に仕分けを行う。
「t-Sort」は、小型の無人搬送車(AGV)により倉庫内の物品を搬送し、少人数・短期間・大量の仕分け作業を実現する「全設備可動式の次世代型ソーターシステム」。従来のソーターと比較し、高い柔軟性(システム処理能力増減可能、導入後移設可能、原状回復コストゼロ、等)を持つ。さらに、圧倒的な短リードタイム(1~2カ月で導入可能)と、省スペース(対ソーター比50%以下)を実現する。
ロジザードでは、物流業務効率化の提案を強化しており、ロジザードZEROと物流ロボットの連携を積極的にすすめている。この度連携した「t-Sort」は、スモールスタートが可能な柔軟性のあるソーター。ロジザードZEROのユーザーにはアパレル企業が多く、仕分け業務が発生する実店舗を持つ企業があり、親和性が高いと考える。今回の連携はフェーズ1とし、ユーザーの声を反映しながら出荷時の種まき、方面別仕分けなどの業務にも「t-Sort」を活用できるよう、連携を強化していく。