2022年06月08日 12:58

Hi-STORYは、CTO人材を育成し、企業の開発内製化を支援するサービス「CTO START」を6月8日より提供開始した。
Hi-STORYは、「日本のITを前進させる」をビジョンに掲げるテックカンパニー。CTO人材を育成して企業の開発内製化を支援する「CTO START」と、企画力を強みにする「受託開発事業」により、日本のデジタル化を推進する。
日本のITシステム開発は、欧米と比較すると外部のITベンダーへ依頼する外注比率が高くなっている。一方で、昨今ではデジタル戦略が重要視されるようになった結果、ユーザー企業で自らシステム開発を行う「開発内製化」の動きが加速している。いざ、開発内製化するとなると、エンジニアをマネジメントできるCTO人材が必要になる。しかし、エンジニアの求人倍率が高まっている今、CTO人材の採用は非常に困難だ。
「CTO START」では、CTO経験者とCTO候補者がセットで入って開発内製化を行う。CTO経験者が開発方針を定め、高スキルのCTO候補者が実装面をリード。開発チームがうまく回る状態になり、CTO候補者がマネジメントのノウハウを獲得したら、正式なCTOに就任する。開発体制の構築は難易度が高く、ノウハウのない人たちでゼロから新しくメンバーを集めて開発チームを作るとなると、失敗する確率が高くなる。逆に、ノウハウがある人間が入って安定した開発チームを作り、その後にメンバーを交代することで、マネジメント未経験者でもうまく引き継ぐことができるようになる。