2022年06月08日 09:45

旭化成は、経済産業省が東京証券取引所と共同で実施する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2022」に選定された。

「DX銘柄」とは、東京証券取引所に上場している企業の中から企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業が選定されるもので、同社は2021年に続き、2年連続の選定となった。

同社グループは、2016年からデジタル技術を活用し、400を超える現場の課題解決に取り組んできた。また、2019年度から2021年度までの中期経営計画「Cs+ for Tomorrow 2021」においても、事業高度化に向け、それぞれの取り組みをデジタル技術・データの活用によって深化・加速させてきた。2021年、「DX VISION 2030」を策定し、「デジタルの力で境界を越えてつながり、すこやかなくらしと笑顔あふれる地球の未来を共に創る(共創)」ことを目指している。

また、同社グループは4月に発表した「中期経営計画 2024 ~Be a Trailblazer~」において、DXを経営基盤強化の重要テーマの一つに掲げている。2022年度を「デジタル創造期」のスタートラインと位置付け、「ビジネス変革」「経営の高度化」「デジタル基盤強化」の3つを取り組みの柱として活動していく。そして、2024年度にはグループ全従業員がデジタルを活用することが当たり前となる「デジタルノーマル期」となることを目指している。

旭化成